一人だと、折れます。
「継続できないのは意志が弱いからだ」という意見をよく聞きます。しかし、続けられるかどうかは、意志の強さよりも、一人で抱え込んでいるかどうかに、大きく左右されているとしたらどうでしょうか。うまくいっているかを確かめる手段もなく、不安を分かち合う相手もいないまま、自分の内側だけで結論を出してしまうと、続けるための力は、思っている以上に早く尽きてしまいます。
確かに、私もそうでした。
二十代のころ、福岡のイオンモールに入っているジムに、一人で通っていました。専属のインストラクターはいましたが、悩みを打ち明けられる仲間はいませんでした。結果が出ない焦りを誰にも話せないまま、三カ月ほどで通うのをやめてしまいました。あのとき、同じ悩みを持つ誰かと話せていたら、違う結果になっていたかもしれません。一人で抱え込んだことが、続かなかった理由のひとつだったのだと、今は思います。
これは、私だけの経験ではないはずです。
継続的な運動習慣が身につかない背景には、意志の強さだけでなく、体質や生活環境、これまでの成功体験の有無といった要因が複雑に関わっていることが、健康づくりに関する一般的な知見として指摘されています。また、人とのつながりの中で目標に取り組むことが、一人で取り組むよりも継続しやすいという考え方も、習慣づくりに関する知見としてよく語られています。孤独は、継続を妨げる見えにくい要因なのです。
一人でなければ、続けられます。
続かなかったのは、意志が弱いからではなく、一人で抱え込んでいたからかもしれません。同じ体質、同じ悩みを持つ人と記録を共有し、語り合える場所があれば、続け方は変わってきます。頑張る場所を、一人きりの部屋から少し外に出してみませんか。その場所を探している方は、「筋肉倍増計画」のコミュニティを覗いてみてください。